Step2: メールを活用した海外バイヤーのフォローアップ
Step2 ではStep1で制作したWebサイトのコンテンツと連携し、海外バイヤーのフォローアップ手法について説明します。
キコウ醤油では、ドイツで開催される世界最大級のフードショー 『アヌーガ』への出展を中心に販路開拓に取り組んでいます。現地で知り合ったバイヤーのフォローなど、まずは現状どういった形で販路開拓活動を行っているかについて振り返ってみます。
現状の課題
このようにキコウ醤油では、展示会でせっかく100人ほどのバイヤーと名刺交換をしているのに、ほとんどの名刺(=潜在顧客)を活用できず貴重な人脈資産を眠らせてしまっている状況です。
海外現地に営業拠点が無く、展示会等で現地に行けるのもせいぜい年に1~2回、というケースは多いと思います。現地バイヤーとの関係構築・維持において、こうした地理的な制約を軽減する手段としても、Webサイト、メールなどのオンライン資源を有効に活用していきましょう。
見込み客を顧客化する
キコウ醤油では、STEP1のWebサイト構築段階で、レシピや伝統的製法の紹介ページを制作、そしてバイヤー向けにサンプル送付や見積取得リクエストのページも設けました。
Step2では、これらのコンテンツを活用して定期的にバイヤーに接触し続けるしくみを構築します。