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企業事例4 EU販路開拓の取組事例 MISOKA

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世界のデザイン関係者が集まるミラノデザインウィークで発表

ー商品の発表は2015年のミラノデザインウィークだったと伺っています。

辻さん 新商品の発表はあえて日本ではなくミラノで行いました。目立つため、世界で評価されるには、デザインの分野で世界一注目されている場所に行く必要があったんです。場所も、有名企業の出展も多いトルトーナ地区にしました。1,000万円ぐらいはかかりましたが、下手な広告を打つより世界中の人が集まる場所に出したいと思ったんです。

▲ミラノデザインウィークでは、歯ブラシを使ったインスタレーションも高く評価された。

メゾン・エ・オブジェでは約8,000人の集客を誇る

ーメゾン・エ・オブジェでは社会現象と言えるほどの人だかりができましたね。

辻さん メゾン・エ・オブジェの来場者は8万人から9万人なんですが、その中の5,000人が弊社のブースで歯磨きの体験をされています。体験はせず見に来ただけの人を含めると8,000人ぐらいにはなるのではないでしょうか。

▲メゾン・エ・オブジェでは会場でも話題になるほどの人気ブースに。

ーそれはすごいですね!どのような工夫をされたんですか?

辻さん 百貨店などで使う、買い物の黄金パターンをブースで実現するようにしています。買い物をする時、まず遠くから見て、近づいて見て、手にとって、それから買いますよね。だから、例えば、何百本もの歯ブラシを使った大きなシャンデリアを上から吊るしています。キラキラしているし、まさか歯ブラシでできているとは思わないので、みなさんが近づいてくるんですよね。ディスプレイも、手にとって見て、「あ、いいな」と思っていただけるよう工夫しています。

ーメゾン・エ・オブジェの期間中に意識的にされていたことはありますか?

辻さん 出展にかかった費用をブースにいる時間で割るようにしていますね。5日間で1日9時間とすると、45時間ですよね。1,000万円を45で割ったら1時間いくらかと常に考えている。砂時計のようにユーロ硬貨が落ちていくイメージです。なので、日本人だけで固まって喋っていたりするのは本当にもったいないと思います。

▲2018年4月にミラノで子ども用歯ブラシ「MISOKA for KIDS」を発表。
▲ミラノデザインウィークにも3回出展。写真は2018年4月の様子。
▲ミラノデザインウィークにも3回出展。写真は2018年4月の様子。
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