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企業事例4 EU販路開拓の取組事例 MISOKA

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世界戦略モデル「イズム」で6つのデザイン賞を受賞

ー海外進出するようになったきっかけは?

辻さん MISOKAにはロゴの色が藍・若草・山吹・朱と4色あるのですが、朱のロゴのものだけをまとめて何十本も買っていくお客様がおられて。調べてみるとどうやら中国の方のようなんですね。そこでもしかしたら海外でも売れるのではないかと思いました。

最初はJETROの中国キャラバンに参加しました。最初は海外展開の方法も中国のルールもわからなかったので、商品をスーツケースに詰めて行って、テーブルに並べて、通訳さんに最初に使っていただいてから商品説明してもらうようにしました。それから2~3回参加しました。

また、アジアキャラバンでベトナムやタイにも行きましたし、個人的にインドネシアやマレーシアにも行きました。

周りからお褒めいただけるほど一生懸命やったんです。名刺をいただいて、きっちり商談をして、お見積りもお渡しして…でも「いいね」と言っていただけても、買っていただくところまではなかなかいかなかったんです。

▲ロンドンの有名セレクトショップでもMISOKAが。
▲ロンドンの有名セレクトショップでもMISOKAが。

ーなぜだったのでしょうか?

辻さん 中国である方と商談をしていて、言われたんです。「日本で売れているのはわかった。でも、世界では認められてるのか?」と。

そこで、世界で評価されることの重要性に気づいたんです。そこから世界展開をもう一度、ゼロから考え直しました。気づいてもらうにはどうすればいいか。目立つしかない。でも、私たちの商品って、微細加工という目に見えない技術ですよね。目に見えない技術のことを話してもなかなか耳を傾けてもらえない。だったら目に見えるところから行こうと。

イズムという、私たちにとっての世界戦略モデルを作りました。日本の成形技術と金型技術を駆使したデザイン性に優れたモデルを作ったんですね。結果としてこのイズムは1つのアイテムで6つの世界的なデザイン賞を受賞しました。レッドドット、IFデザイン、ウォールペーパーの3つのデザインアワードを「ウィナー」で、それからトップアワード、ジャーマンデザインアワード、グッドデザイン賞も取っています。

▲6つのデザイン賞を獲得した世界戦略モデル「イズム」
▲6つのデザイン賞を獲得した世界戦略モデル「イズム」
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