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中小機構

記事一覧 Category: 進出・支援事例

「将来への布石としての進出が、新分野進出の足掛かりに」 ‐ 協和光学工業株式会社

創業80年近くの老舗顕微鏡メーカー 協和光学工業は、戦時統制下にあった1940年(昭和15年)、東京・杉並区で顕微鏡の部品の製造を開始した。終戦後すぐに、細胞や細菌をプレパラート標本にして観察するための生物顕微鏡の完成品…

“北海道の本物の味”を武器に弁当・惣菜でアジア市場に挑戦 ‐ 株式会社アイチフーズ

こだわりの弁当・惣菜でチェーンを展開 持ち帰り弁当や定食屋レストランを運営するアイチフーズは、1981年に、現社長である森谷明弘氏が札幌市で設立した。当初は、全国チェーンのフランチャイジー(加盟店)として、寿司や弁当、お…

台湾強化しアジア事業の中心拠点に、欧米ではデザイン・開発も – ナミックス株式会社

海外9拠点、全て独自資本で進出 電子部品と半導体向けに絶縁材料と導電材料を製造するナミックスは、海外に9カ所の販売・生産・開発拠点を持ち、積極的に海外展開を進めている。現在、米国と欧州、シンガポール、韓国、中国、台湾に販…

リーマン機に東南アジアに活路、現地で委託生産し販売 – 檜工業株式会社

檜工業は、産業用向けが主力の空調周辺機器メーカー。天井や壁面に設置する冷暖房の吹き出し口・吸い込み口や、空調の換気・気流調整・防火・防排煙用のダンパーなどを製造している。建設・設備会社を通じて、トヨタ自動車など自動車メー…

自動車のプロ経営者が綿密に描いたアジア分業体制 – 株式会社HIVEC(ハイベック)

HIVEC(ハイベック)は、2003年に広島の地場自動車部品メーカーが共同出資して設立さらた。自動車をはじめとする輸送用機械の内外装部品のデザインと設計、試作を手がける。広島地区の部品メーカーの技術力を持ち寄り、広島地区…

コストメリットから高付加価値品へ、海外生産も時代とともに変化

コストメリットで最初に中国進出 ノイズフィルターコイルメーカーのウエノ(上野隆一社長)は、トロイダルコイルの巻き線業として1982年(昭57)に創業した。コイルの巻き線は人手に頼る作業が一般的で、「いかに安く作るか」の視…