海外進出ノウハウ

[ 海外出展 ] INSIGHT 01 ブース設計

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ブースデザインでいかに集客するかとことん考えることが大切です

デザインのみならず、集客や売り上げにも効果のあるブースづくりを追求する一級建築士の竹村尚久さん。「展示会のレベルが上がり、出展に成功する企業が増えれば」と、長年蓄積した貴重なノウハウをセミナー等で広く伝えています。

竹村尚久さん

「デザイン性」と「集客性」を両立させるブース設計


当社は創業以来、年間約100 件のブース設計に携わってきました。昔は失敗もありましたが、1社ごとに苦心しながら、「どうしたら来場者に興味を持ってもらえるか」と工夫を重ねることで、ノウハウを蓄積してきました。

私がブースデザインで重要視しているのは、ブランディングに関わる「デザイン性」と利益につながる「集客性」を両立させることです。出展を成功させるには、単にきれいなブースをつくるのではなく、集客するにはどうすればよいかをとことん考え抜いてデザインする必要があります。

ところが、いま展示会で私たち以外にそれを実現しているブースはほとんどありません。

出展コンサルタントは集客のノウハウはありますがブース設計に関しては専門外ですし、ブース設営の専門業者は出展企業の注文通りに建てるだけというケースがほとんどです。デザイナーを入れれば見た目はきれいになりますが、それだけでは集客効果は見込めません。

「見込み客」を招き寄せる計算され尽くしたブースの力


私のブース設計には、無駄な線は一本もありません。棚の位置も、照明の光量も、通路の角度さえも、すべて集客のために計算ずくです。

さらに商品の陳列(VMD)や、展示会当日のブース内のスタッフの立ち位置や動きまで綿密にアドバイスするので驚かれます。

なぜ、そこまで突き詰めるのかというと、的確に「自分たちのお客様」に見つけてもらえるように計算され尽くしたブースと、なんとなくつくったブースとでは、「成果の質」が違うからです。

考え抜かれた理想のブースには、「見込み客」の獲得率を高める力があります。人海戦術でブースに人を呼び込み300枚の名刺を集めたとしても、今後の取引につながる見込み客がほとんどいなかったのでは出展は成功とは言えませんが、たとえ100枚しか名刺は集まらなくても、そのうち50人が見込み客であれば出展したかいがあるのではないでしょうか。

最近うれしかったのは、やや不利な小間位置を割り振られたブースに、理論的に導線を仕掛けることで活況をつくり出せたことです。その企業は2000~3000万円の売上げを見込んでいましたが、それを大きく上回る1億5000万円の売上げを達成し、ブースデザインの威力に驚いていました。このような成果を導き出せてこそ、ブースデザインは成功したと言えると私は思っています。

「見込み客」を招き寄せる計算され尽くしたブースの力

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