調査レポート

このページでは、海外展開に取り組む中小企業のみなさまに向けて、その情報収集に資することを目的として作成された調査レポートを掲載しています。

なお、各調査については、調査時点の情報であり、現在の状況とは異なる可能性があります。

日EU経済連携協定(EPA)の締結を契機として、日欧双方の貿易・投資が促進されることが期待されます。そこで、幅広い方々を支援するため、「EU 販路開拓ガイドブックシリーズ」を作成しました。

このガイドブックシリーズでは、進出を図る際に知っておきたいEU マーケットの動向や参入規制、展示会などを活用した販路開拓のポイントのほか、急速に進展を遂げるWEBを使ったマーケティングやEC モールの活用など、オンラインでの販路開拓のノウハウについても取り上げていきます。

近年、EU市場においては、日本食や日本ブランドの消費財等へのニーズが高まってきています。しかしながら、もとより生鮮品の輸送は鮮度維持の観点から輸送困難性が高く、また消費財においても高額な物流費が必要で末端の販売価格において優位性が著しく損なわれるため、日本国内で生産した商材ではハンデを負うこととなります。また、EU域内への直接進出は、投資コストや高額な人件費等の面で中小企業にはハードルが高い現状にあります。

このため、EU圏に近い地域を対象に、EU市場への販路開拓を意図した日本の中小企業の進出可能性を探ることを目的とした調査を実施しました。