海外進出ノウハウ

[ 海外出展 ] INSIGHT 05 海外向けWEB サイト

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英語のWEBサイト開設は海外顧客への最低限の礼儀です

海外バイヤー向けの商材紹介WEB マガジンを運営する松岡梨沙さん。海外バイヤーから取引サポートの依頼を受けることも多く、海外ビジネスにおける英語WEBサイトの重要性を実感しています。

松岡 梨沙 さん

インターネット上に存在しない企業は「ない」も同じ


弊社の調査では、展示会に足を運ぶ海外バイヤーのほぼ100%が「事前に訪問するブースを調べてから来場する」と回答しています。費用と時間をかけてやって来るのですから、当たり前ですね。

そして、ブースを調査する方法の第1位は「インターネット」です。海をまたいだ向こうの情報を調べるには、事実上、インターネット以外の方法がありません。

つまり、いまや海外出展は「出展前に勝負が決まる」という状況になっていて、インターネット上に存在しない企業は「ない」も同じです。

ところが現実には、十分な対策をとらずに出展してしまう企業さんがまだまだ多いですね。それではせっかく費用をかけても収穫がなく、意味のない出展になってしまいます。

海外出展するのであれば、英語でのWEBサイト開設は海外顧客への最低限の礼儀です。いま海外の非英語圏の国では、社員10人未満の企業であっても英語WEBサイトをつくるのが常識になっています。
稀にサイトを持たなくても許される企業がありますが、それはたとえば、イタリアで創業300年のテキスタイルメーカーと

いった誰もが知る企業であり、一般には展示会で出会った企業をあとから検索してサイトが出てこなければ、詐欺を疑われかねません。

「語学力」をフォローするオンラインの翻訳サービス


海外ビジネスの6段階

海外ビジネスには、上記の6つの段階があります。最初は低い段階からはじめてステップアップしていってもいいですし、リソースが十分にあるならいきなり高い段階からはじめてもかまいません。これから海外展示会に出るのであれば、1~3までは急いで進めたほうがよいですね。

英語での問い合わせに対応するには、できれば社内に語学堪能な人材がいたほうがよいですが、ただ、いまは便利なサービスもあるので、とりあえずの急場をしのぐことはできます。

たとえば、オンライン翻訳サービスはかなり使いやすくなりました。私の経験では、クラウドソーシングを利用した翻訳サービス「gengo」や「スピード翻訳 by GMO」は、わかりやすいインタフェースで対応も早く、翻訳の品質も高いので、一般的なメール対応であればほぼ問題ないはずです。

でも、長い目でみるとやはり自社の方針や商品のことを理解してもらえる、“決まった翻訳者”がいたほうが安心ですね。雇用がむずかしい場合は、「ランサーズ」や「LinkedIn」といったビジネスマッチングサイトで翻訳者を見つけて長期的な関係を築いていくのもありです。

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