海外進出ノウハウ

[ 海外出展 ] CHAPTER 6 海外向け提案ツールをつくる

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ACT 32 価格表をつくる

価格が不明な商品は買ってもらえない

価格表は、誰にでも出す資料ではないので商品PR資料とは別にします。

展示会に買い付けに来るバイヤーは、展示会ごとに予算を決め、買い物リストをにらみながら商品を探します。価格が不明な商品は買い付け候補になりません。プライスリスト(price list)、ラインシート(line sheet:雑貨・繊維などの価格・スペック表)など、価格を伝える資料が必須です。

価格付けはさまざまな条件を考慮して

海外(とくに欧米圏)では、小売価格は小売業者が決める場合が多く、日本の希望小売価格のような概念に馴染みがないので、価格は上代ではなく下代で用意するのが一般的です。

外貨で価格を設定する場合は、為替レートや原料価格の変動も考慮し、有効期限を設定します。価格は、後で下げることはできても上げることは困難なため、最初の価格設定は慎重に行います。

当初は小売業者に直接販売し、後に拡販のためディストリビューターを通すことになった場合などに、想定していなかったディストリビューターの取り分(マージン)を捻出するため、サプライヤー(自社)の取り分を減らすことになったというケースも聞きます。価格には、あらかじめ余地を残しておきましょう。

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