海外進出ノウハウ

[ 海外出展 ] CHAPTER 6 海外向け提案ツールをつくる

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ACT 31 注文を受ける準備をする

通常の貿易での売買の流れ

海外との売買の流れは下図のようになります。
展示会においては、売り手側として取引条件や価格を提示する資料を用意し、スムーズに注文を受けられる準備をします。書類の様式は、貿易実務の本などを参照してください。

通常の貿易での売買の流れ

注文を受けやすくする工夫

バイヤーからのサンプル注文を「投資」として考えるならば、割安な価格設定をしておくことも一案です。「たくさん買えば割引してもらえる?」というのはバイヤーによく聞かれる質問なので、発注する量が多い場合の割引も考えておくと商談の助けになります。

サイズや色違いなどで点数が多い商品の場合、売れ筋などを参考に、バイヤー側がテスト販売をしやすい組み合わせでセットをつくり、サンプルオーダー用のキットとして用意しておくことをおすすめします。バイヤー側の選ぶ負担を減らすことがポイントです。輸送価格をあらかじめ算出でき、また送料が安くなる組み合わせに注文を誘導できることもメリットです。

オーダーシートを用意する(消費財の場合)

とくに消費財の場合には、その場で注文できるオーダーシート(注文票)を用意し、バイヤーの発注負担(手間)を減らします。

オーダーシートに決まった様式はありませんが、商品の単価を並べておき、購入数量を記入してバイヤーのサインをもらうことで「注文書(purchase order)」になります。

国内よりも物流にコストがかかる分、最小発注ロット(Minimum Order Quantity:MOQ)や箱当たり入り個数なども設定しておき、商談時に伝える必要があります。

参考までに、買い手が前金(前受金)に同意した場合は以下のような流れになることが多くなります。proforma invoice が請求書を兼ね、invoice は送り状(明細書)となります。

買い手が前金(前受金)に同意した場合

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