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インドネシア

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平成24年から平成30年まで7年間、中小機構では、中小企業の皆様の海外展開をハンズオンで支援する「海外ビジネス戦略推進支援事業」を行ってきました。
この記事は事業最終年度である平成30年度の事例集を再編集したものです。
事例集については中小機構のホームページで公開しています。また、海外ビジネス戦略推進支援事業は平成30年度で終了した事業ですが、中小機構では中小企業のみなさまの海外展開をご支援しています。詳しくはお近くの中小機構地域本部までお問い合わせください。

檜工業は、産業用向けが主力の空調周辺機器メーカー。天井や壁面に設置する冷暖房の吹き出し口・吸い込み口や、空調の換気・気流調整・防火・防排煙用のダンパーなどを製造している。建設・設備会社を通じて、トヨタ自動車など自動車メーカーの塗装・組み立てラインや、製薬や食品、製鉄工場などに納品している。ダンパーは500度Cの環境下で使用可能な耐熱性を高めたものや、気密性に優れ、細かい気流コントロールができる製品を得意とする。

このほか、オフィスビルやホテル、ショッピングセンター、官公庁など工場以外にも納入しており、さまざまな業種で利用されている。また、吹き出し口は、鉄、アルミ、ステンレスに加えて、88年からは檜や杉、スプルース材を使った木製タイプの製造を開始した。東北地方の和風旅館で全部、木製で作りたいという話があり、その要望に応える形で始めた。神社や仏閣、旅館の和室向けに使われている。林泰博社長は「お客様の特殊な要望にあわせて、設計から材質選定、塗装の仕方、シャフトの太さなどを決めて、作りこんでいる」と話す。2015年8月期の売上高は約6億円。

HIVEC(ハイベック)は、2003年に広島の地場自動車部品メーカーが共同出資して設立さらた。自動車をはじめとする輸送用機械の内外装部品のデザインと設計、試作を手がける。広島地区の部品メーカーの技術力を持ち寄り、広島地区以外のさまざまなメーカーとの取引拡大をめざして設立された、大志を背負って生まれた会社である。

順調に業績を拡大する中、海外進出したのは13年。インド南部のチェンナイにある設計会社を買収し子会社化した。15年12月にはインドネシアに子会社を設立し進出した。いずれも全額出資で、自動車部品の設計を主業務とする。今後の自動車市場の伸びが新興国に移ってくるとの見通しのもと、中期的な経営計画に沿って会社を設立したものだ。自動車関連の設計会社でインドとインドネシアの両国に拠点を持つのは同社だけという。その取り組みが注目を集めている。

インドネシアで事業を行う上で、リスクファクターとして注目すべきポイントの一つに、「労務問題」があります。労務問題と一口に言っても、いろいろな要素が含まれますが、特に注意すべき点を、いくつかご紹介したいと思います。

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