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台湾のモール・ECサイトまとめ-その1(PChome、Yahoo奇摩、博客来)


  • 2016-11-10
  • 台湾
  • 海外EC販売方法
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PChome

特徴

  • ・台湾では老舗のECサイトで、最大のモール。BtoCでは旗艦館の「PChome購物中心」、24時間以内配送の「PChome24h購物」、「PChome線上購物!」のECサイトを展開し、モール型の「PChome商店街」も展開。
  • ・他社に先駆けていち早く自社倉庫を構え、それにより24時間以内配送を可能にした。24時間以内に配送できなかった場合は、100台湾ドル(380)のポイントが補償される。また、台北市内では6時間以内配送の試験運用も実施中。
  • ・台湾最大の170万点以上のアイテムを取り扱う(Yahoo!奇摩の約5)
  • ・日本企業は、代理店や商社を通じて販売することが可能。
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※表はスワイプしてご覧ください。

概要 会社概要
サイト名 PChomes購物中心、 PChome商店街 会社名 PChome Online網路家庭國際資訊股份有限公司
URL http://mall.pchome.com.tw/ 代表者名 董事長 詹宏志
主要な商品力テゴリ 3C、モバイル、周辺機器、デジ力メ、生活、日用品、食品、レジャー、ファッション、ビューティー、書店等 設立 1998年7月
出店数 非公開 社員数 1,150人
商品点数 170万点 売上額 228.87億台湾ドル (2015年) ※約870億円
会員数 非公開
アクセス数 月間訪問者教 非公開
月間ユニーケユーザー 非公開
流通総額 非公開:グループ売上は下記参照


※表はスワイプしてご覧ください。

購入者層 ・男女比率は半々。メインターゲットはサラリーマン(男女とも、勤いている人たち)。
日本商品に対する評価とニーズ ・台湾人は、日本商品に対して、大変良いイメージを持っている。特にMade in Japan商材への関心が高く、高い売上が見込める。
日本製品には、ユニークさというよりはクオリティが求められる傾向が強い
日本商品の売れ行き ・日本商品で売れているのは食品。力ップラーメン、菓子、お米、ソースなど、日本の食品の昨年の総売上は1億台湾ドル(約3.8億円) 。今年は2億台湾ドルまで拡大したいと考えている。
・薬も人気が高いが、政府の規制があるため、オンラインで販売することが可能な日本の薬はごく一部にとどまる。
・日本の家電製品も根強い人気がある。
・化粧品は韓国製品のほうが人気が高い。家電製品は、韓国・中国の製品に比べて、まだまだ日本製の人気も売上も高い状況。スマートフォンは、中国製品は苦戦中で、アップル、サムスン、エーススの人気が高い。
取引のある日系企業 ・300社以上の日本企業と契約をしており、今後はさらに増やす意向。
・今後も日本商品の取り扱いをさらに拡大したいと考えている。副社長自ら、日本で開催される物産展などに足を運んで、新規プランドや企業を開拓している。
今後取扱いたい日本商材 ・寝具、食器、シルバーウェア、包丁などのライフスタイル関連の商品を増やす意向。その他、キャラクターの商品も増やす意向を持っている。
・価格よりもクオリティが日本製品には求められるため、質の良い製品を取り扱いたいと考えている。
今後取扱いたい日本商材 ・寝具、食器、シルバーウェア、包丁などのライフスタイル関連の商品を増やす意向。その他、キャラクターの商品も増やす意向を持っている。
・価格よりもクオリティが日本製品には求められるため、質の良い製品を取り扱いたいと考えている。
出店方法 ・日本企業が出品したい場合は、PChomeに直接問い合わせをする。その後、PChomeで取り扱いが決まった場合は、代理店や商社を紹介されるので、それらの企業が間に入ってオペレーションを整える。
・現地法人は特に必要なし。カテゴリや商品ごとに条件は異なる。
決済
物流 ・PChomeは24時間以内の受け渡しを提供していたが、台北市内の特定地域では6時間以内での受け渡しを試験的に実施中で、配送時間の短縮に務めている。
・松山空港近くに倉庫を構える。代行業者などの紹介もしている。
プロモーション ・年間1万以上のプロモーションを実施(オフライン&オンライン含め)。コストは商材や規模によって異なるが、様々な取り組みが可能である。
顧客対応 ・顧客対応に関しては、PChomeが顧客と出品者の間に入って一次対応をする。
・クレームはケースバイケースである。台湾内で最も高額な保険(数億台湾ドル)に加入しており、ほとんどの場合は保険で対応することが可能。
コスト
その他 ・PChomeは、経営方針として商品フォーカスを掲げているため、アマゾンと同様の形態で商品を販売。ブランド単位で見せるのではなく、PChomeの認知度やブランド力を使って、商品自体を販売する。


出店・出品・取引方法
・「https://ecvip.pchome.com.tw/web/service/vendor/cooperation」から問い合わせを行う。
・入力する情報は、下記のとおり。
会社名、部署名、担当者名、電話番号、Email、販売したい商品ジャンル、商品数


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Yahoo奇摩

特徴

  • ・台湾のヤフー(Yahoo!奇摩)が運営するショッピングモール。販売したい企業から見て、BtoC(モール出店)、BtoBtoC(卸売/委託販売)、CtoC3つの業態で事業を展開している。
  • ・規模は、CtoC(月間1000万UU)、BtoC(月間800万UU)、BtoCtoC(月間700万UU)の順になっている
  • Yahoo!奇摩が最もリソースを投入しているのがBtoBtoC(卸売/委託販売) 型の事業。最も古くから始めているビジネス形態で、CtoCBtoBtoCの順。出店型が最も新Lい事業形態となっている。BtoBtoCは家電製品が比較的多く、男女比は3:7BtoCは化粧品やファッション関係が多いため、男女比は2:8
  • ・台北市内は注文から8時間以内に配達、その他は24時間以内配送を実施しているのが特徴。
  • ・日本企業が取引するためには、現地法人あるいは代行会社経由となる。

 

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※表はスワイプしてご覧ください。

概要 会社概要
サイト名 Yahoo!奇摩 会社名 香港商雅虎資訊股份有限公司台湾分公司
URL https://tw.mall.yahoo.com/ 代表者名 董事長 王興
主要な商品力テゴリ アパレル、美容、靴、バッグ、PC、PC周辺機器、家電・AV、カメラ、食品、家具、スポーツ用品など 設立 2001年2月
出店数 非公開 社員数 1200人
商品点数 約34万点 売上額 非公開
会員数 非公開
アクセス数 月間ユニークユーザー 2500万UU(BtoC、BtoBtoC、CtoCの合算)
流通総額 非公開


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購入者層 ・男女比率は半々。メインターゲットはサラリーマン(男女とも、勤いている人たち)。
日本商品に対する評価とニーズ Yahoo!奇摩を利用するユーザーは総じて日本商品を好む傾向がある。
日本商品の売れ行き ・お菓子、食品玩具の人気が高い。2015年はPanasonicのドライヤーが人気商品となった。「コップのフチ子」「富士山柄のコップ」「スタパ限定タンブラー(さくら柄)」なども人気が高い。
・コスメ系ではメディキュットの人気が高く、資生堂Q10シリーズもよく 売れている。
・日本の薬は人気が高いが、法規制があるので取り扱いアイテムは限られる。
取引のある日系企業 . MUJI、earth music&ecology、Panasonic など。直接取引するためには、現地法人が必要となる。
今後取扱いたい日本商材 ・日本で人気の高いものは、 台湾でも人気がでる可能性が高い(納豆など特別なものは別)。
・Yahoo! JAPANに相談しており、売れそうな日本商品を聞いている状況。
出店方法 次頁参照
【出店·出品条件】
・BtoC型とBtoBtoC型のサイトで日本製品の販売するには2つの方法がある。
①台湾で会社設立(MUJI、earth music&ecology、Panasonicなどが実施)
②地元会社を探して(商社など)協力してもらう方法。
決済 ・決済方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビ二店頭での決済、代引
物流 ・Yahoo!奇摩側で保有する自社倉庫はないので出店の場合は自社での対応が必要。Yahoo!奇摩から代行業者の紹介は可能。
・商社は手数料などが高いので組むメリットが少ないと指摘している。
・台湾の運送会社など、協業できる会社は紹介可能だが、サービスチャージが必要。
プロモーション
顧客対応 ・消費者保護法、また細かい商品表示のルールがあるので注意が必要。
・返品率はファッション系が10〜13%、食品が1%〜3%。
コスト 【初期費用】
・ベーシックプランでは、初期費用1.5万台湾ドル、月額1000台湾ドル。
【ランニング費用】
・取引手数料はカテゴリによって3.2%、5.7%、8%。1注文ごとに2台湾ドルの手数料。
・クレジットカード手数料2%
その他 ・人気商品は、サイト内でのプロモーションによる効果が高い。カテゴリによってマネージャーがつき、プロモーションなどの相談に応じている。


出店・出品・取引方法
・「https://tw.mall.yahoo.com/promo/openstore/index.html」から自社の取引形態にあわせた方法などを選択し、資料を請求。
・その後はモール側から連絡が届き、審査等を経て、出店が完了する


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販売禁止品

  • 以下のものが規制されている
  • ・タバコ製品や包装にタバコ関連ブランドをプリントした商品
  • ・アルコール度数が0.5%を超える飲料、または上記飲料を製造/調製できるアルコール及びその他製品
  • ・麻薬品、関連製品及び吸煙具
  • ・銃、弾薬、ナイフ及び警察、憲兵隊用品
  • ・医薬品、主管機関の許可がない医療器材、メガネ
  • ・ポルノ、暴力、または自殺教唆/勧誘する出版物や品物
  • ・生きた動物、保護動物製品
  • ・信号炎管、発煙弾、または祝祭やエンタテインメントや観賞用の花火/爆竹など
  • ・放射線、毒性を持つもの、可燃物や廃棄物
  • ・通貨、紙幣、有価証券、宝くじ
  • ・ギャンブルやオンラインゲームの権益に関連するもの(例えばゲームアカウント、ゲーム通貨、ゲーム装備/小道具等)
  • ・商標権や著作権、特許権、氏名権、人格権など、あらゆる権利を侵害する商品
  • ・広告形式を用いて消黄者を本モール外へと勧誘する商品やサービス
  • 法規制によって販売が限定されているもの(主管機関の許可及び関連法規制に順守が必要)
  • ・一部分の食品:ダイエット、乳児加工食品及び幼児離乳食
  • ・一部分の化粧品:医療補助化粧品、シャンプー、肌用精油製品
  • ・医療機器:主管機関の告知によって郵政/EC販売できる医療機器かつ販売許可を持つ医療関連業者しか販売できない
  • ・アダルト用品、年論制限がある出版物やコンピュータ・ソワトウェア
  • ・ツアーサービス及び航空券、国内外のあらゆる海陸空業者のチケット(乗客用)、あらゆる入出国ビザやその他サービス商品、あらゆる交通サービス商品
  • ・交通機関の切符;旅行やレジャー券
  • (例えば、海外旅行用飛行機引換券、宿泊用バウチャー、電車/船の切符、入場券、会員券やメンバーズカード、映画のチケット、カラオケ券、百貨店のギフト券、ダイニング割引クーポン券、美容/保健クーポン、スポーツ/フィットネスクーポン券、スパ/温泉クーポン券、または他の代替券)
  • ・その他ライセンス/許可が必要なもの
  • 詳細は以下のURLに記郵されている
  • https://tw.mall.yahoo.com/promo/openstore/qa.html

 

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博客来

特徴

  • ・台湾で独自ドメインのECサイトを展開する大手EC企業の1つ。台湾版Amazonとも呼ばれている。
  • 1996年設立で、オンライン書店からスタートした背景があるため、文化的なキュレーション力で多くのユーザーの信頼を得ている。
  • ・もともと本屋だったというバックボーンを生かし、編集力を活用して商品ごとのプロモーションを行っている。
  • ・約9割が台湾内からの売上で、残り1割が台湾外からの売上。台湾外は香港などアジア市場が多い。
  • OKAPIというウェブマガジンも運営しており、そちらとの連携も行っている。
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概要 会社概要
サイト名 博客来 会社名 博客來數位科技股份有限公司
URL http://www.books.com.tw/ 代表者名 高明義
主要な商品力テゴリ 書籍、音楽などの力ルチャー商品、一般消費財、化粧品、 文房具、インテリア、家具など 設立 1995年
出店数 社員数 260人
商品点数 非公開 売上額 51.59億台湾ドル(2014年、約180億円)
会員数 700万人(年間250万人が利用)
アクセス数 月間訪問者教 非公開
月間ユニークユーザー数 非公開
流通総額


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購入者層 男女比率:40:60、ターゲット年齢は30代〜40代が多い。平均購買額は非公開だが、1000元前後。
日本商品に対する評価とニーズ ・日本の商品で競争力があるカテゴリは洗剤関連、掃除関連は日本商品が信頼されやすい。特にMade in Japanは信頼感が強い。
・化粧品や掃除関連グッズは大手企業が多く、中小企業はまだプロモーションなどが上手くできていない。
・質感の良いもの、文化的、デザイン的なものが求められている(安いものではなく)。
日本商品の売れ行き ・人気なのはデザイン文房具やマスキングテープ。マスキングテープは年間100万本も売れている(日本メーカーとの直接取引)。
・最近では木製やホーローの弁当箱やスプーン、著なども人気 (代理店経由で取り扱い)。
・直近で売れているお菓子は「コロロ」。Facebookやbooks.com内の特集ページなどを通して広まった。books.com内のイベントで日本お菓子ベスト10の中にもコロロは入った。日本の食品は商社経由、直接取引の両方がある。
取引のある日系企業 ・日本の食品は商社経由だが、直接取引をしている企業もある。
・社員(バイヤー)が日本へ出向き、良い商品を見つけたら直接取引を試みている。それが不可能な場合は、業者を通している。業者を通すとコストが高くなるので直接が希望。
今後取扱いたい日本商材 ・観光客が日本に行って目にするものではなく、日本の隠れた名品などを売りたいと思っている。
・商品の選択基準は①デザイン系であればデザイナー商品(有名なデザイナーがデザインした商品を輸入)②食べ物や化粧品はブログでの評判③雑誌内での評判④バイヤーの勘。
出店方法 ・直接売り込みたい場合は、企業資料や商品紹介を記載して「marketing@books.com.tw」に連絡をする(英語と中国語が望ましい)。
決済 ・コンビ二受け取り&支払いが多く、海外もコンビ二受け取りが多い
(支払いはクレジットカードで、受け取りのみコンビニ)。
物流 ・自社倉庫にすべて納品してもらう形式。文房具は企業からカタログをもらい、最終的には輪出入代行会社を通して輸入している。
・セブンイレブンやクロネコヤマトとのつながりが強くなった。コンビ二決済・受け取りはセブンイレブンのみ。商品サイズがコンビ二で受け取れる場合は、自社物流。大きい場合はクロネコヤマトを利用するが、 9割がコンビ二受け取りなので、ほぼ自社物流で賄う。
プロモーション ・編集プラットフォームを保有し、サイト内での見せ方などの編集を通して工夫している。社内で製作するため、良い商品は特別制作する。
顧客対応 ・カスタマー対応は自社で行っている。有名な商業界雑誌の賞において、お客様サービス1位を獲得した。
コスト ・一般的には日本の企業から見積書をもらい、「見積書+コスト」を考えて価格を設定。為替もあるので、価格弾力性を持って価格を決定する。他社での売価も調べてから最終決定する。
その他 ・化粧品は、法律による規制が厳しいため、商社や代理店経由で手配している。


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