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【中東ビジネスのヒント】第14回 「GCC向けに日本製加工食品(米菓等)の輸出を検討中ですが、毎年ドゥバイで開催されるという食品の見本市“Gulfood”は出展に値するでしょうか?


  • 2017-04-20
  • 中東
  • 国の概況と動向
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Gulfood は毎年2月に5日間に亘りドゥバイで開催される「MENA~アフリカ~CIS~南西アジア地域最大の国際総合食品・飲料品等の見本市」(2017年で22回目の開催)です。2016年の実績では、117か国から5,000社が出品し、来訪者は約93,000人を数えました。

 

GCC及び中東市場向けに食料品・飲料品の輸出を考える企業にとっては、以下の観点から出展を検討する価値はあろうと思われます。又、出展はしなくても、訪問・視察することでGCC地域の「食」の流行と趨勢を計り知ることが出来ると思います。なお、2018年は、2月18日~22日の期間で開催の予定です。

 

 

〇 自社と製品の宣伝機会、且つ、商談の機会

 

Gulfoodには、UAE/GCC内のみならず、アジア/欧州/アフリカ地域からも業界関係者が訪問・来場するので、自社の展示スペースを設け製品展示/アテンダントに拠る対応を行うことは、格好の宣伝機会となろう。来場バイヤーの中には、商権の獲得や新規取引の創出を期待して来訪する者も多数居り、居ながらにしてB2Bビジネス・マッチング/商談の場となる可能性は大である。

 

 

 

〇 格好の市場調査の機会

 

約5,000社が出展する会場を巡ることで、市場のトレンドと主要メーカー/サプライヤーが抱く今後の市場での流行/需要の創出戦略を探れる可能性もあろう。又、この機会を捉えてドゥバイ市場のフィールドを歩くことでGCC市場での、ブランド(メーカー)/プレーヤー(販売者)の顔ぶれ、売れ筋商品、価格レベル等の市場調査を併せ効率的に行う事も可能。仮に出展しなくても、Gulfoodを視察しドゥバイ市場の調査を行うだけでも成果を得られる訪問となろう。

 

 

 

〇 日本企業の出展

 

JETROはGulfoodにJapan Pavilionを確保し、日本企業による出展を支援している。

(2017年のGulfoodでは、Japan Pavilionに44社が出展。因みに、中国パビリオンには180社以上、タイパビリオンには140社以上が出展した模様。)

 

 

 

 

Profile プロフィール

国際化支援アドバイザー(国際化支援)富山 保
総合商社に38年勤務し長年海外ビジネスに携わってきた。若い頃の会社派遣のアラビア語研修皮切りに、
合計約15年間の現地駐在経験(サウジアラビア・UAE等)を有する。

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